古都慶州のヘジャンクク


 慶州は、釜山から高速バスで1時間ほど北に行ったところです。(金海空港からも直行の高速 バスが出ています。やはり1時間。)ここは、紀元前後から10世紀頃まで約1000年間新羅の都があったところです。日本でいえば、奈良・飛鳥の雰囲気で す。韓国最大の仏教寺院である仏国寺(プルグクサ)や、世界遺産である石仏のある石窟庵(ソックラム)、その他多数の古墳などがあります。
 下の写真、左(上)側は仏国寺の石塔、右(下)は半月城のある古墳公園から見た風景で、古墳と物見櫓が写っています。


仏国寺の石塔古墳公園


 ここ慶州の食べる方の名物は、ヘジャンククだそうです。ヘジャンクク=解腸汁 は、ソウルでも食べたことがあります。ソウルのそれは、ソンジという牛の血の煮こごりが入っていて、ちょっと生臭さがあって合わない人もいるかも しれません。ここのは、ソウル式と違って骨付きの鶏が入っています。(ピョダッキヘジャンクク)丁度、カムジャタンの骨付き豚肉を鶏肉に変えたような感じ で、生臭さはそれほどありません。味は、美味しくてたまらない、というほどではありませんでしたが、滋味あふれる感じで辛さもそれほどではなく、まあまあ 美味でした。
 慶州駅から南に歩いて5分ぐらいの道沿いに、ヘジャンクク屋さんが集まっています。


ピョダッキヘジャンクク


(2004年1月2日記)

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