掟破りのフェネンミョン編
 
 
 
 
 2日目のお昼は、冷麺屋に行きました。冷麺には平壌式のムル(水)レンミョンと、咸興(ハムン)式の2種類があるそうです。我々が行ったのは、咸興(ハムン)式の代表的な店とされる、五壮洞興南屋(オジャンドンフンナムチプ)で、宿泊先のプンジョン(豊田)ホテルから東に500mほど行ったところにあります。

 この店で一番お勧めという、フェネンミョンを頼みました。フェというのは魚肉のことで(刺身はセンソンフェ)、ここではなんとエイの刺身が冷麺の上にのっています。食べてみると、確かにエイヒレみたいで、結構筋っぽい肉でした。適当にコチュジャンなどを足しますが、私は塩だと思って、砂糖(写真でステンレス容器に入っているもの)をぶちこんでしまいました。(だってソルロンタンなどででてくるのは普通塩でしょう...)バランスを取るために、コチュジャンをさらに足して、結局のところ、「うまい...辛い...」状態にはまりました。このお店では、お茶の代わりに、右の写真のユクスという牛骨スープを飲みます。これを飲むと、局所的だった辛さが口の中一杯にうわーーーーーん、という感じで拡がります。

 結局、店を出て数時間後、3人中私を含む2人は、お尻でも辛さを味わうという、「一杯で2度おいしい!?」を経験することになりました...皆様、韓国ではこの手のビビンネンミョンと中華料理店のチャンポンには気をつけましょう...

 ちなみに、お値段は一杯5000ウォンでした。

 
 
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