テンジャンチゲを作ってみる
 
 

 韓国式の味噌汁であるテンジャンチゲを自分で作ってみましょう。材料さえ手に入れば、それほど難しくはありません。本場の最上のものにはかないませんが、日本にある大抵の韓国料理店のものよりはおいしいものが作れます。
 
 

材料(3〜4人分)

(韓国食材の入手方法はこちらを参照ください。)


煮干し 中羽のもの10匹程度
朝鮮カボチャ(ホバク)1/2本、手に入らなければズッキーニ、ナスなどで代用(写真左がホバク、右がズッキーニ。この2つは実際には見た目も味も良く似ており、しばしば混同される。)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

青唐辛子(プッコチュ) 10〜15本(100g)くらい

唐辛子粉(コチュガル、韓国産のもの) 大さじ5-6杯
万能ネギ  1本
豆腐   木綿豆腐の堅めのものを半丁
アサリ 1パック

プゴ   北魚(干しスケトウダラを手で裂いたもの)、少々(なくてもよい)

白菜キムチ  少々
ニンニクすり下ろし 適当量

テンジャン  韓国の味噌、大さじ山盛り4-5杯。写真は日本で手に入るもっともポピュラーなブランドのもの。これは白味噌系ですが、赤味噌系を使ってもおいしく作れます。また、清麹醤(チョングッチャン)という伝統的な豆味噌が手に入るなら、これをテンジャンの1/4ぐらいの量を加えます。ちょっと納豆のような風味ですが、味に深みが増します。
韓国味噌が入手できなければ、八丁味噌、信州赤味噌などで代用してもいいでしょう。

コチュジャン  唐辛子味噌、大さじ山盛り1-2杯。写真左がポピュラーなブランドのもの。右は大阪鶴橋で買った自家製。


 

作り方


  • 両手鍋に半分くらい水を入れる
  • 煮干しを入れて出しを取る、同時にプゴも入れる
  • 半円に切ったホバクやナスの野菜類と賽の目に切った豆腐を入れる
  • 煮立ったら、テンジャン2+コチュジャン1(+あればチョングッチャン0.5)の割合で味噌を入れる
  • 白菜キムチを適当な量入れる、キムチの汁も入れる
  • 数分煮込む
  • アサリを入れる
  • 火を止める直前に、ニンニクのすり下ろしたもの、唐辛子粉、青唐辛子(小口に切ったもの)、ネギを入れる
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    こつ


  • 味噌は日本のより多めに、かつ早めに入れてよく煮込む
  • 唐辛子にはあまり火を通さない
  • 野菜は、大根や、大和芋・長芋などでもよい
  • プゴはなくてもいいが、入れるとおいしい
  • できるだけ熱いうちに食べる、冷めたら電子レンジで温める。入手できれば、トッペギという韓国式の容器を使うと冷めにくい
  • 中にご飯を入れて混ぜて食べると最高です 
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