鳴門帰帆: 2000年3月19日(日)



 
 
 
 
 

 
【日時】2000年3月19日(日) 7:00-14:30
【場所】徳島県海部郡宍喰町竹ヶ島クラセ
【潮】大潮(満潮5:30、干潮11:30)
【天候】小雨、弱い南風、波やや高い
【仕掛け】磯竿1号、道糸2号ナイロン、ハリス1.7号フロロカーボン、競技ヴィトム7.5号、ウキ:プロ山元ウキ4B+水中ウキ2B、遊動3.5〜4.5ヒロ、オモリG2+G5
磯竿1.5号(?)、道糸2.5号ナイロン、ハリス2号フロロカーボン、競技ヴィトム7.5号、ウキ:プロ山元ウキ4B+水中ウキ2B、遊動3.5〜4.5ヒロ、オモリG2+G5
【餌】オキアミ生M、配合餌+オキアミ(撒き餌)
 
 

 寒グレシーズンもそろそろ終わりです。ここのところ、宍喰は低水温が続いて、浜部渡船の釣況欄も「ダメでした」が続いています。一応予約はしてあったものの、低気圧接近、南風(=冷たい潮が入ることが多い、かつ「うねり」になりやすい)、雨、とあまり期待しないで出かけました。釣り客もさすがに少なくて20名ちょっとぐらいでしょうか。

 最初、前磯の方に上がりましたが、竹ヶ島の方が空いていて、そちらの方が水温が高いということで、そちらに移りました。クラセという磯です。竹ヶ島は初めてなので期待感が高まります。釣り場は下の写真の通りで、右側からいいサラシが出ています


 折角いい磯に上げてもらったのですが、好事魔多しで、普段使っている磯竿1.5号の穂先が折れてしまいました。しかたなく予備の1号磯竿で釣り開始。すぐに上の写真のニザダイ(サンノジ)がかかります。ここまでは良かったのですが、その後が8連続のバラシ!! ニザダイの大型なのか、イシダイの子供か、1号の竿では取れない魚が連続ヒットします。なんとか底から離して少し浮かせるまでは行きますが、そこから綱引き状態で、1号竿ではどうしても抜き上げることができません。それでは、と耐久作戦に出てもみましたが、なんと1号竿を振り絞った状態のまま、1時間近く経っても引く力は衰えず、浮いてくることはなく、結局針外れしてしまいました。まったく恐るべきエネルギーです。こっちの方がすっかり肩が痛くなってしまいました。

 なんとか取り込んでやろうと、竿を穂先が折れている1.5号竿に変えました。穂先である1番を中に引っ込めたまま、2番から糸を出すという苦肉の策です。当然それだけ竿の弾力が弱くなりますから、ハリスは2号にします。このタックルで、ようやく取り込んだのが上の写真のグレ(34cm)です。

 渡船宿に戻って、他の釣り場の状況を聞いたら、意外にもグレはほとんど釣れていなかったようです。そういう意味では、シーズン最後の釣行で幸運にも有終の美を飾ることができました。
 

 

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