今回、体調不調で、レストランネタが少ないため、最後に韓国の食について、いくつかトリビ アなネタを紹介します。
まずは、韓国での日本料理店の変なメニュー。釜山には日本人が非常に多くて、日本人目当ての日本料理店も数多く存在します。私としては、そういうお店は お勧めしませんが、メニューのあら探しをするのは結構楽しいものです。東莱で見つけたその手の変なメニューをちょっと紹介します。
まず、「めろや き」が謎です。ハングルでも確かに「メログイ」とありますから「メロ焼き」なんでしょうが、「メロ」って?
「らなぎ」はまあ「うなぎ」で、この手のひらがなの取り間違えはよく目にします。
「みずさしみ」は最初なんだろうと悩みました。ハングルでは「ムルフェ」で確かに「水刺身」です。そのうち、「洗い」だろう、と思い当たりました。(確 かに言ってみれば、「水刺身」ですねえ…)
続いて、韓国ではめったに見かけない料理。そう、「カレー店」です。ここ釜山で初めて見つけました。メニューに日本語が入っているところから見て、韓国 の人向けではなく、日本人向けなのかもしれません。韓国ではカレー屋だけでなく、牛丼店も苦戦しているようで、吉野家なんかも過去進出を図ったことがある そうですが、うまくいかなかったみたいです。韓国の人にとっては、汁物+ご飯という組み合わせはあまりにもありふれているのと、カレーや牛丼が食事の量と して中途半端なのが、受け入れられない原因だそうです。
(2004年1月2日記)