Wheelock's Latin (6th edition) 練習問題解答

 
 
 

  大学時代にラテン語の授業で使っていた教科書は、"Wheelock's Latin"という本である。 英語で書かれているが、ラテン語の学習用としては、もっとも多く使われている。思うところがあって、この教科書の最新版(第6版)を入手して、最初からやりなおしている。(学生時代は、半年間の授業を履修し、全40課のうちの19課までしかできなかった。今度こそ最後までやろうとチャレンジ中)。この教科書、非常に良くできていると思うが、自学自習する場合には、練習問題でつまずく場合が多い。そうした自学自習者のために、私なりの解答例を、取りあえず1- 20課の分だけここに公開する。

  なお、利用にあたっては次の条件を了解の上、使って欲しい。
  1. 著作権の侵害を避けるために、問題文は記載していない。各自でWheelock's Latinを入手の上利用して欲しい。(上記にamazonのリンクを付けているので、そこで購入可能。)
  2. 当然、誤りは多数含まれていると思う。あくまで解答例なので、それを承知で使って欲しい。但し、19課までは昔授業で確認しているので、それほど大きなミスはないと思うが、当時使っていた版に比べると 現行版は問題が3 割方新しくなっているので、その分については怪しいかもしれない。(念のため、学生時代は、試験を受けて「優」をもらっている。)
  3. また、教科書自体が英語であるため、ラテン語の訳も英語にしている。ラテン語に合わせた英訳にしているため、英語の文法としてはおかしなものも一部含まれている。(たとえば抽象名詞の複数形など。)  それ以外の英語の間違いも多数あると思うが承知の上使って欲しい。
  4. この解答を丸写ししてラテン語の単位を取ろうなどと考えないで欲しい。そうした行為はほぼ無意味であると思う。あくまで自分で努力して、その補助に使って欲しい。この教科書は真面目に取り組めば、苦労 した分ラテン語自体の力だけでなく、英語力もつけてくれる。
  5. 長音は表示していない。
  6. 誤りが見つかった場合、逆に連絡していただけると有り難い。

  なお、断片的な解答集は、ここ以外にも、Web上を探せば有名な教科書だけにあると思う。ここに載せた解答に疑問があれば、そちらもチェックしてみるといいかも知れない。
 練習問題(Practice and ReviewとSententiae Antiquae)の解答例(Chapter1-Chapter20)


p.s. これを書いた後すぐに、Web上に1−40課までの解答集を発見した。ここにある。ただし、"Practice and Review"と"Sententiae Antiquae"の解答だけで、各課についているラテン語古典文の英訳はついていない。その点はここの解答集の方が上。(と思ったら、その後、後ろの方に、古典文の訳もついていることを発見…まあ、いずれにせよ、解答の内容は微妙に違うから、2つ見比べてください…)

  その後、独学で何とか最後の40課までたどりついた。http://www.textkit.com/learn/ID/162/author_id/76/の解答例を参考にしている。ただ、この解答例 には各課で1-2個所程度の頻度で、明らかに間違いではないか、というものが含まれていた。なので、textkit.comの解答例に疑問がある時に、私の解答例を参考に見ていただくといいと思う。

 練習問題(Practice and ReviewとSententiae Antiquae)の解答例(Chapter21-Chapter40)

  Wheelock Latinは、その後2005年になって、"6th Rev"版が発売されている。練習問題については、一部で語順が変わっていたり、"O"のような補助的な単語が追加されているものがあるだけで、98%以上そのままである。よってここに挙げた解答例はほぼそのまま参照可能である。なお、このRev版から、従来はペーパーバック版だけだったのが、ハードカバー版も新たに追加されている。


(2005年01月08日記、2005年6月16日に21-40課 の解答例追加、2005年8月13日、6th Rev版へのコメント追加。)

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